火がつくほどのアルコール濃度で e-bike が欲しいので色々比較検討してみた。 個人的 e-bike の比較
アルコール濃度96%のテキーラ飲んだことあります?燃えます。ほんとに火がつきます。そして飲むと喉と食道が燃えます。ついでに胃も燃えるかもしれません。飲みすぎると記憶も焼却されます。
前置き
私は通勤に埼京線を使ってるんですが、毎日毎日「遅延」「運休」「満員」がデフォルト。そもそも田舎育ちで人がたくさんいるところが苦手な自分としては電車乗るだけでこの世の終わりみたいな思いを感じています。 そんな中、今年の中頃?から弊社で自転車通勤が流行っています。 流行っているが、今まで購入に至らなかった理由は単純に 遠い からです。 Google Mapで調べたら片道23キロありました。 さすがに朝からそんなに走ったら疲れて仕事どころじゃないですね。 というわけでなんだかんだ理由をつけて買わなかったんですが、最近になってふと目に止まったのが e-bike 。いわゆるおしゃれ電動チャリです。電気の力に頼れば疲れも軽減されて、通勤に使えるんじゃないかと(そしてペダルも漕ぐわけだから運動にもなる)。 これだとばかりに調査しまくる日々。
自分について
- 過去(7〜8年前)にクロスバイクに乗っていたが3ヶ月位で盗まれる
- 知識はほぼゼロ。
e-bike とは
いわゆる電動アシスト自転車です。しかし、そのへんのお母様方が乗ってらっしゃる電動ママチャリではなく、もっと格好いい自転車の総称だと思ってます。
こういうの e-bikeのさまざまな情報をお届け - e-bike Watch
Vanmoof のかっこよさよ
そんでもって e-bike いいなーと思って色々見ていたときに目に止まったのがオランダからやってきた Vanmoof です。 しかも日本に初出店したタイミングで実は試乗してました私。
写真は現行のモデルの一つ前のタイプ
Vanmoof の性能
まず、見た目がカッコいい。これで電動アシスト付いてるんですよ。航続距離は130kmほどらしいですし(状況による) そしてヘッドライトもテイルライトもフレーム内蔵。
さらにはセキュリティもバッチリです。
なにがバッチリかというと、まずスマホとBluetooth接続されていて自転車から離れるとロックがかかります。ロックかかった状態で自転車を動かそうとすると警報なります。最初は小さく、徐々に大きくなって最後にはかなりの音量に(Vanmoofの店員さん談)。それでも盗まれてしまった場合はバイクハンターと呼ばれる方々が探しに行ってくれます(保険?に入る必要あり)。 さらには14日以内に見つからないと新しい自転車くれます。
惚れ惚れする機能。ガジェット好きが黙っていない機能です。 これはもはや家電です(店員さん談)
だがしかし購入を諦めた
もう買う気満々だったんですが、結局購入には至りませんでした。 なぜかというと
- お値段。40万超え。
- 支払い方法が一括払いしか選べない。
- まあ、カードで支払った後分割にする方法もあるんですが、アホみたいに手数料かかるし(自分の場合は36回払で10万以上)
いくら欲しくても金額見て踏みとどまる理性は残ってました。
その他の候補車たち
E-bikeを検索する日々を送った後、とりあえず乗ってみないとわからんということで新宿ヨドバシまで行って試乗させてもらいました。店員さんは初心者のワタシの質問にも快く答えていただけました。
ヨドバシ.com - ヨドバシカメラ店舗ニュース一覧-新宿西口本店のニュース一覧-電動アシスト自転車試乗会 毎日開催中!
panasonic XU-1
電動アシストクロスバイクで、フロントライトや前後のフェンダー(泥除け)、リアキャリアまでついててお値段20万ちょっと。e-bikeの価格帯としてはお安め。しかもタイヤが太くて安定感抜群です。ちょっとの段差なら平気で乗り越えられました。坂道も立ち漕ぎせずに座ったままスイスイ登ります。 ビックカメラやヨドバシでも取り扱ってるので金利無料で36回払でいける!!!(これ大事)
しかし難点は - 重くてでかい。 - ペダルを漕いだときのアシストが強くて、軽く漕いだだけで勢いよく押されている感じがする。 - タイヤが太いのでアシスト切るとなかなかつらい。。
街乗りするにはいいですが、通勤に使うことと家での保管を考えるとナシ
evol C700
20万超えが普通のe-bikeにおいて、20万を切る価格!そして必要十分な機能。シンプルで良い!アシストも押されるほどじゃない。航続距離もモード1で100kmを超えます。通勤で往復してもお釣りが来る。 そしてこちらもヨドバシで取り扱ってるので金利無料で36回払でいける!!!(これ大事)
だがしかし、、ダウンチューブにどでかいバッテリーが乗っている。XU-1にも同じなんですが、バッテリー。。これはデザイン的にいただけない。フレームが黒だったら結構目立たないけども。
試乗しに行ったときに説明してくれた店員さんによると、バッテリーが外に出ていると衝撃や雨風に直接さらされるので劣化が早くなるとのこと(バッテリー単体で4万くらいします)。
悩んだ末、ナシ。
ヤマハ YPJ-EC
上記2つと比べてお値段高めの30万弱(ヨドバシだと税込み28万くらいだったはず)。そしてさらにこちらもヨドバシで取り扱ってるので金利無料で36回払でいける!!!(これ大事)
そして乗り心地は3つの中で最高に良かったです。アシストもほどよく、こちらがペダルを漕ぐ力をそっとお手伝いしてくれる感じ。そして航続距離がなんとプラスエコモードにすると200kmを超える!!!驚異の航続距離を誇ります。電動アシストなんてバッテリー切れたらただの重いチャリですからね。航続距離は大事です。 ちなみにプラスエコモードはかなりアシスト弱めで(十分楽ですが)ちょっと急な坂道は立ちこぎしないと無理でした。坂道だけアシストレベル上げたりギア変えたりすればいいだけなんですが。
だがしかし、、、こやつもダウンチューブにどでかいバッテリーが存在感を放っている。ナシ。
最後の2択まで残った候補
BESV JF1
JF1 | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 次世代のプレミアムe-Bike | 電動アシスト自転車
これ、なにがいいかってまず見た目。今までのモノとは一線を画すデザインです。 なんと、「バッテリー内蔵」されてます。フレームに。フレームに「バッテリー内蔵」ですよ。大事なことなので2回言いました。
見た目の悪いサービスなんて誰も使わない。見た目の悪いガジェットなんていくら多機能でも使ってて気持ち良くない。逆に見た目が良ければ多少の不便は許せるんです。
そして気になる性能ですが、アシストがイイ。スマートモードというのがあって、漕ぐ力に対して最適なアシスト比を計算してくれるそうです。 実際乗ってみると、発進の時はスムーズに、スピードにのってくるにつれて弱くなっていく感じです。坂道も座ったままで問題なく、それでいて滑らかなアシストにより、自分の力と錯覚するくらいでした。勘違いしてアシスト切ったら大変なことになりましたが。
お値段25万ほど。そしてワイズロード神楽坂店(なんとe-bike専門店)にて試乗させていただいたんですが、金利1%で36回払いできるという嘘のような購入方法が選べるんです。
これは非常に悩ましい。
BESV JR1
JR1 | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 次世代のプレミアムe-Bike | 電動アシスト自転車
これまではクロスバイクだったんですが、こいつだけロードバイク。 これもバッテリー内蔵型。見た目は問題なくかっこいい。そして電動にしては驚異の軽さ16キロ弱!!他のは重くて持ち上げられなかったのにこれはなんとかいける範囲。軽い。。 ギアは2 x 11もある。 航続距離はエコモードで138km。必要十分!
クロスとは違い、まさにスポーツバイクといった佇まい。カッコいい。。しかし、私のような初心者がこのようなオーバースペックのガジェットを買っていいのだろうか。
これもワイズロードで36回払い対象。お値段30万ほど。高い。。
悩ましい。。
最終的に購入した自転車
- BESV JR1 を買いました!(漢の36回払い!!!)
結局ロードかよ!! 決め手は店員さんの、「最終的にはロードが欲しくなるので妥協しない方がいいですよ」でした。クロスバイクに乗っている同僚がみんなロード欲しいと言ってるのもあります。
だったらもう中途半端なもの買わずに1番いいやつ買っちゃえ!と、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いましたよ(ローン組んだ)
電動には見えないデザインと必要十分すぎる機能。惚れ惚れします。
買いました。かってしまいました。
納車に向けて
納車は2週間後とのことでしたが、これを買いてる間に一週間以上経過してしまい、そろそろ納車と相成りました。楽しみです。
次回は納車前に買い揃えた品々でも書こうと思います。エンジニアなのに技術の記事も書かずに何やってんだって感じですが。誰も読んでないから良しとします。